人間の身体は左右対称?

整体院などで「足の長さが違う」「骨盤が傾いている」なんて事を指摘されてびっくりしたことがある方はいらっしゃいますか?
女性の場合はメイクをしたり写真を撮ったりした時などに目の大きさや肩の高さが左右で違うと気付くケースも多いのではないでしょうか。

自分の体に「左右差がある」という事を自覚している人の中には「歪みや偏りがあるのは悪い事だ」「左右対称にしなければいけない」という思い込みが行き過ぎて自分を苦しめてしまっている人もいます。

例えば一番重い臓器である肝臓は右半身にありますし、心臓の位置や形、そこから続く動脈と静脈のルートも非対称です。
また、形は同じに見えても右脳と左脳が別の働きを担っているように、利き手・利き足・利き目・利き耳などといった具合に同じ機能をもった部位でも使いやすい方が決まっていたりします。

つまり左右差というのはあって当然なものですから、決して悪い事ではありません。
じゃあ何が悪いのか?

 ・あまりに極端に偏ってしまうこと (長時間の同じ姿勢・同じ作業など)
 ・偏ったまま戻らなくなってしまうこと (睡眠や休養でリセットしきれない状態)
 ・他の部位でカバーして無理にバランスを取ること (筋肉の過緊張や骨の変形)
 ・偏った状態が普通になってしまうこと (脳と神経が間違った認識をする)

慢性痛や不定愁訴の原因を突き詰めていくと大体こんなニュアンスなのですが、現代社会ではこれを未然に防ぐことは難しいですよね。

「貴方は歪んでいます」と言わたらショックかもしれませんが、「自分にはそういう傾向があるんだな」ぐらいに受け止めて頂ければと思います。大事なのは、気付けなかった自分の体のクセに気付く事。「なぜそうなったんだろう」「じゃあどうすればいいんだろう」と思ったらぜひJsメディカル整体院へご相談下さい!

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