健康寿命という言葉が広まり始めてきた昨今、健康は私たちが思うよりずっと大事なものになってきました。
いつまでも若々しく健康でいたい!というのは多くの人が願うものですが、では健康を保つ為には何が必要かご存知ですか?
こちらでは身体を健康に保つうえで意識するポイントを5つご紹介させて頂きます!
①しっかりとした睡眠
まず生命維持に一番大切な睡眠。人は3日睡眠をとらないだけで心停止する生き物です。ここが十分に得られないと脳の機能自体が上手く使えなくなり満足に動くことも出来なくなります。
適切な入眠時間は15分~30分、適切な睡眠時間は7時間~8時間ほどと言われています。
早すぎる入眠は不眠症、長すぎる睡眠時間はナルコレプシー(過眠症)の疑いがある為長すぎも短すぎも良くありません。リラックスして、自然に目が覚めてだるさがない睡眠ができる。これが健康にはとても大事です。
②必要量の栄養
睡眠がしっかり取れているなら次に必要なのは身体を動かす為の熱量と身体の機能を維持するだけの栄養素が必要です。
最近ビタミンが足らない…そんな時サプリなどで一気に取ろうとはしていませんか?
実は人間の身体はその大きさに対して一回で吸収できる量が決まっています。必要以上の量の栄養はカロリー以外吸収されず排出されてしまうので、飲むもの、食べるものはこまめに摂取する方がよいでしょう。内臓は消耗品ですので大切に扱う事をお勧めします。
③筋肉を保つ為の適度な運動
必要な栄養素が取れているなら年を重ねてもしっかり歩けるように必要量の筋肉も必要です。
健康寿命の定義は『自分のことが自分でできる』なのですが、寝たきりは健康ではないですよね?
人間の筋力のピークは20歳と言われていて、それ以降はゆっくりと低下していきます。
そして肉体の負荷に対し筋肉が身体をサポートできなくなると痛みや動作不良を引き起こし、動くことに苦痛を伴うようになります。また、アドレナリンや幸せホルモンとも呼ばれるオキシトシンやセロトニンも頭に行かなくなるため、より動きたくなくなる悪循環に入っていきます。動ける体は動けるうちにつくる!
一日少しでもいいので歩く・走るなどの全身運動を行いましょう。
④体を整える入浴習慣
必要な運動量をこなしているなら、一日に溜まったダメージを減らす為入浴習慣をつける事をお勧めします。水圧でむくみを抑制する働きや温熱効果で血行を促進し次の日に辛さを持ち越さない等入浴には良い効果がたくさんあります!
もししっかり効果を出すなら15分~20分程休憩をはさみながら入浴する事で毛細血管まで開き湯冷めしない身体が作れます!一日頑張った体へのご褒美に入浴習慣を作ってみてはいかがでしょう?
⑤すべての機能を満足に使える骨格
最後に一番大事なことは骨格からしっかりと正常に動かせることです!
姿勢不良、いわゆる猫背が続くと身体を巡る血流は勿論の事細胞の新陳代謝、身体へのエネルギー供給が滞り本来の機能はだんだんと果たせなくなってしまいます。
また、動作の上でも骨は本来の位置に無いと本来の動きはできなくなるので普段の動作から無理のある動きを繰り返さなくてはなりません。
オーストラリア シドニー大学の調査によると全世界の座り時間の平均5時間に対し日本人の座り時間は最長の8時間と言われています。そんな長い時間無理な姿勢を取っていたらどうでしょうか?
体は健康でいられると思いますか?難しいですよね。
楽で健康な身体を作る為にはまずは本来の姿勢から!本来の骨格を取り戻して健康寿命を延ばしましょう!